メガ恐竜展2015の感想2
- 2015/07/27
- 22:03

入ってすぐにアンフィコエリアス・フラジリムスの復元された脊椎。
現在では行方不明になってしまった標本を、コープ博士の記録から復元したものみたい。
滅茶苦茶デカいです。
2014年にコープ博士の記録がタイプミスかも、という話が出たみたいですが、果たして…

恐竜や絶滅した哺乳類の復元モデルがズラリ。
トロサウルスの生体モデルもありましたが、キャプションではトリケラトプスになっていました。

現生のクジラも。

魚竜の3Dモデルはレア。しかもショニサウルスとは渋い。しかし頭だけでこのサイズっていうのはスゴい!

案外良く見るバシロサウルス。サウルスとついているけど、原始的なクジラです。
最近だと、カナダの有名なUMAであるオゴポゴの正体とか言われてて、結構メジャーな古生物ですね。
コイツも「王様の爬虫類」とか、そんな意味だったと記憶しています。
恐竜ゾーンへ!!

復活のB、ブロントサウルスの上腕骨。まだ確定ではなさそうですが、ブロントサウルスの名前が復活するのは、オジサン世代には嬉しいですね。

マッソスポンディルスの頭骨。意外と見た事なかったので、嬉しい一品。
今回は古竜脚類の全身骨格がなかったのが残念。
真正の竜脚類との違いや、どうして古竜脚類が真正竜脚類ほど大きくなれなかったのか説明があると良かったのに。

マメンチサウルスの幼体。なんと、M.コンストラクトスじゃありませんか!
M.ホチュアネンシスやM.ヤンギは良く見かけるけど、M.コンストラクトスは初めてみたのでラッキーです。

本展の目玉、トゥリアサウルス。
まあ、色々と切ない感じの復元骨格ではあるけれど。
これの下に歯や頭骨の断片が展示されてて、そっちの方が面白い。
歯の形状が他の竜脚類の系統とは異なるので、ロシラサウルス、ズビ、ガルヴェオサウルス等と単系統をなすらしい。

ディプロドクス・カルネギイの全身骨格。日本でも幾つかの博物館に常設展示されてたり、同じキャストが何度も展示された事がありますが、やはり美しいです。
次回に続く。
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