『生命大躍進』(6) ~熱き血潮の仲間たち~
- 2015/11/18
- 03:59
約6550万年前に巨大隕石か、地球規模の火山活動か、何かが巨大な竜たちの王国を壊滅させました。
そして、熱い血を通わせた動物たちが地上を席巻する時代がやってきます。
始新世中ごろの哺乳類

マクロラニオン_Macroranion tupaiodon
真無盲腸類という聞きなれない仲間。モグラやトガリネズミなどの仲間の様です。胃から魚の化石が出てきた例もあるそうで、色々食べてたんだなぁ。

パラエオキロプテリクス_Palaeochiropteryxs tupaiodon
ドイツのメッセル採掘場で発見されたコウモリの一種。凄いですね。皮膜や体毛の痕も残っている化石もあるらしいです。
メッセル採掘場から見つかる化石の中には、色が残っている昆虫などもあるそうで、とてつもない保存状態ですよね。

アイルラヴス_Ailuravus macrurus
原始的な齧歯類。リスの様な生活様式をしていたと推測されている様です。
始新世後期の哺乳類

ペラテリウム_Peratherium sp.
北米の有袋類。中新世頃には絶滅してしまったそうです。

ヒアエノドン_Hyaenodon horridus
肉歯類という、ネコ類と共通祖先から進化した肉食動物だそうで、ネコ類が優勢になる前に支配的だった捕食者の様です。
ネコ類に比べると、脳が小さい、走行性で劣るといった点で競合に負けたのでは、と言います。

アルカエオテリウムとサブヒラコドン_Archaeotherium sp. and Subhyracodon sp.
アルカエオテリウムは広義のイノシシの仲間で、頭部に横突起を持っていますが、これは性的なアピールに使用されたのではないかと言われています。脳ミソが小さいが臭球が発達していて腐肉なども食べたのではと推測されています。
サブヒラコドンはサイ科の仲間ですって。(ヒラコドンもサイの仲間だけど、科が違う)

ヤマビーバー科の一種_Aplodontidae gen. et sp. indet
原始的な齧歯類の系統で、現生種はロッキー山脈に1属1種のみが生き残っているそうです。
そう聞くと、保護してあげたくなりますね。

レプティクティス_Leptictis sp.
ツパイやトガリネズミに似た姿をしており、おそらく虫食性だったと考えられます。昔は食虫目(モグラやトガリネズミが含まれていた分類群、現在は解体された)と誤認されていたそうです。名前の由来は、ラテン語で「優美なイタチ」という意味。

ディニクチス_Dinictis sp.
凄いキバですね。ニセ剣歯虎ともいう様です。ネコの祖先にあたるニムラブス科という仲間で、ニムラブス科は現生ネコ科よりも後足の指が1本多く、歯の数が多いという違いがあるそうです。

メソヒップス_Mesohippus sp.
原始的なウマの仲間で、まだ前脚の指が3本です。が、真ん中の指が他の指より明らかに長く、もう1本指で高速疾走できる方向に進化し始めてますね。

ヒラコドン_Hyracodon sp.
サイに近い仲間で、サイ上科ヒラコドン科という風に分類されています。陸生哺乳類最大のインドリコテリウムもこの科に含まれます。現生サイとは異なり、軽快な造りの体をしていて、そこそこ走れた様です。

パラエオラグス_Palaeolagus sp.
初期のウサギ類。

メリコイドドン_Merycoidodon sp.
偶蹄類ラクダ類のオレオドン科に属する草食動物。始新世から漸新世にかけて繁栄した彼らですが、胴長短足のせいか、より草原を疾走できるタイプの仲間との競合に敗れて衰退、絶滅したとの説があります。

ポエブロテリウム_Poebrotherium sp.
原始的なラクダ科の仲間。意外な事に、ラクダ科の発生、進化は北アメリカだったそうです。
現生のラクダというと、砂漠や南アメリカのリャマやアルパカが連想されますよね。
そして、熱い血を通わせた動物たちが地上を席巻する時代がやってきます。
始新世中ごろの哺乳類

マクロラニオン_Macroranion tupaiodon
真無盲腸類という聞きなれない仲間。モグラやトガリネズミなどの仲間の様です。胃から魚の化石が出てきた例もあるそうで、色々食べてたんだなぁ。

パラエオキロプテリクス_Palaeochiropteryxs tupaiodon
ドイツのメッセル採掘場で発見されたコウモリの一種。凄いですね。皮膜や体毛の痕も残っている化石もあるらしいです。
メッセル採掘場から見つかる化石の中には、色が残っている昆虫などもあるそうで、とてつもない保存状態ですよね。

アイルラヴス_Ailuravus macrurus
原始的な齧歯類。リスの様な生活様式をしていたと推測されている様です。
始新世後期の哺乳類

ペラテリウム_Peratherium sp.
北米の有袋類。中新世頃には絶滅してしまったそうです。

ヒアエノドン_Hyaenodon horridus
肉歯類という、ネコ類と共通祖先から進化した肉食動物だそうで、ネコ類が優勢になる前に支配的だった捕食者の様です。
ネコ類に比べると、脳が小さい、走行性で劣るといった点で競合に負けたのでは、と言います。

アルカエオテリウムとサブヒラコドン_Archaeotherium sp. and Subhyracodon sp.
アルカエオテリウムは広義のイノシシの仲間で、頭部に横突起を持っていますが、これは性的なアピールに使用されたのではないかと言われています。脳ミソが小さいが臭球が発達していて腐肉なども食べたのではと推測されています。
サブヒラコドンはサイ科の仲間ですって。(ヒラコドンもサイの仲間だけど、科が違う)

ヤマビーバー科の一種_Aplodontidae gen. et sp. indet
原始的な齧歯類の系統で、現生種はロッキー山脈に1属1種のみが生き残っているそうです。
そう聞くと、保護してあげたくなりますね。

レプティクティス_Leptictis sp.
ツパイやトガリネズミに似た姿をしており、おそらく虫食性だったと考えられます。昔は食虫目(モグラやトガリネズミが含まれていた分類群、現在は解体された)と誤認されていたそうです。名前の由来は、ラテン語で「優美なイタチ」という意味。

ディニクチス_Dinictis sp.
凄いキバですね。ニセ剣歯虎ともいう様です。ネコの祖先にあたるニムラブス科という仲間で、ニムラブス科は現生ネコ科よりも後足の指が1本多く、歯の数が多いという違いがあるそうです。

メソヒップス_Mesohippus sp.
原始的なウマの仲間で、まだ前脚の指が3本です。が、真ん中の指が他の指より明らかに長く、もう1本指で高速疾走できる方向に進化し始めてますね。

ヒラコドン_Hyracodon sp.
サイに近い仲間で、サイ上科ヒラコドン科という風に分類されています。陸生哺乳類最大のインドリコテリウムもこの科に含まれます。現生サイとは異なり、軽快な造りの体をしていて、そこそこ走れた様です。

パラエオラグス_Palaeolagus sp.
初期のウサギ類。

メリコイドドン_Merycoidodon sp.
偶蹄類ラクダ類のオレオドン科に属する草食動物。始新世から漸新世にかけて繁栄した彼らですが、胴長短足のせいか、より草原を疾走できるタイプの仲間との競合に敗れて衰退、絶滅したとの説があります。

ポエブロテリウム_Poebrotherium sp.
原始的なラクダ科の仲間。意外な事に、ラクダ科の発生、進化は北アメリカだったそうです。
現生のラクダというと、砂漠や南アメリカのリャマやアルパカが連想されますよね。
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