幻獣の名を冠する恐竜シリーズ20 タンバティタニス(1)
- 2016/01/15
- 23:44
〇〇ティタンと付く恐竜は掃いて捨てる程いますが、今回は日本で見つかった丹波竜ことタンバティタニスを紹介したいと思います。

と、思ったんですが、タンバティタニスの模式標本を所有している兵庫県立人と自然の博物館のHPに詳しく載っているので、野暮な事は言わんでおこうと思います。
記載論文へのリンクもありますしね。
そんでも、まぁ、何も書かないというのはアレなんで、タンバティタニスの分かりやすい特徴を少々。
まず、タンバティタニスが珍しいのは、脳幹が見つかっている事ですね。竜脚類の場合、小さな頭部は化石化する過程でどこかに行ってしまう事が多いので、一部でも見つかるのは珍しいそうです。
タンバティタニスの脳幹の背側頂点横に溝があって、後は良く分かりませんが、アジア地域で発見されているティタノサウルス形類と共通するとかで、そんなこんなでティタノサウルス形類なんじゃないかと。
すいません、英語ワカラナーイ。系統解析ではエウヘロプスとかプウィアンゴサウルスとかと近縁で、エウヘロプス科としてまとめられるのではないかとされます。
あと、尻尾の骨が独特で、椎体の下につく血道弓がやたら長く、椎体に対する血道弓の長さが竜脚類で一番大きいそうです。また、神経棘が後ろに傾き、てっぺんが前方に丸まっているのも特徴らしいですね。

2010年に福井県立恐竜博物館で開催された「アジア恐竜時代の幕開け~巨大恐竜の進化~」で展示されたタンバティタニスの尾椎と血道弓。

同じく「アジア恐竜時代の幕開け~巨大恐竜の進化~」で展示されたタンバティタニスの産状のレプリカ。

と、思ったんですが、タンバティタニスの模式標本を所有している兵庫県立人と自然の博物館のHPに詳しく載っているので、野暮な事は言わんでおこうと思います。
記載論文へのリンクもありますしね。
そんでも、まぁ、何も書かないというのはアレなんで、タンバティタニスの分かりやすい特徴を少々。
まず、タンバティタニスが珍しいのは、脳幹が見つかっている事ですね。竜脚類の場合、小さな頭部は化石化する過程でどこかに行ってしまう事が多いので、一部でも見つかるのは珍しいそうです。
タンバティタニスの脳幹の背側頂点横に溝があって、後は良く分かりませんが、アジア地域で発見されているティタノサウルス形類と共通するとかで、そんなこんなでティタノサウルス形類なんじゃないかと。
すいません、英語ワカラナーイ。系統解析ではエウヘロプスとかプウィアンゴサウルスとかと近縁で、エウヘロプス科としてまとめられるのではないかとされます。
あと、尻尾の骨が独特で、椎体の下につく血道弓がやたら長く、椎体に対する血道弓の長さが竜脚類で一番大きいそうです。また、神経棘が後ろに傾き、てっぺんが前方に丸まっているのも特徴らしいですね。

2010年に福井県立恐竜博物館で開催された「アジア恐竜時代の幕開け~巨大恐竜の進化~」で展示されたタンバティタニスの尾椎と血道弓。

同じく「アジア恐竜時代の幕開け~巨大恐竜の進化~」で展示されたタンバティタニスの産状のレプリカ。
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