お知らせの様なもの その2

全然更新できませんでしたが、生きております。

近藤宗臣さん主催のアート展【ダイナソーアートジャーニー　恐竜藝術紀行】に出展させていたいだ縁で、別の企画にも参加させていただくことになりました。

『アート・オブ・UMA』展
リンク⇒http://blog.goo.ne.jp/sawsinplusb/e/a25d5538b15109b8b70145f7a0eb5cd4

さて、以前にも書いた事がありますが、私もUMAが好きです。
詳しい方はご存知と思いますが、未確認動物をUMAと呼称するのは日本だけで海外ではヒドゥンアニマルと言うそうで。
UMAという呼び方は、超常現象研究科の南山宏氏が考案したものだそうです。

古生物好きの方には未確認動物も好きな方が多い様で、かのポール･セレノ博士も"モケーレ･ムベンベ様類"なんて分類名を作った事があるらしい。

実際、UMAの中には恐竜や翼竜、首長竜の生き残りかも？と言われているものが多いですよね。
モケーレ・ムベンベや、コンガマトー、オリチアウ、ネッシー等は、そうした中生代に生息していた動物たちを彷彿とさせる目撃例があります。
いやー、ロマンスがありあまりますね。

で、今回テーマにしようと思ったUMAは、【チペクエ】または【チペクウェ】と呼ばれる巨大生物。
かなり昔から知られているUMAですが、現在も正体不明。
ざっとネットで調べてみると、コンゴに出没する動物で、その名は現地の言葉で「悪神獣」とか「水のライオン」とかいう意味だそう。
って、全然意味違う(；ﾟДﾟ)

鼻先に大きな１本の角を持ち、ゾウ程の体格だそうです。ここまで聞くと、サイが誇張されたものの様に思われますが、括目すべきは尻尾。ワニの様に長く強力な尾をしているんだそうです。後はゾウの様に大きな耳がある、とか首周りに襟巻状の器官を持つとか、色々言われている様ですが、ソースが良く分からないので、相当胡散臭い（W
異名が沢山ある様で、有名なのは【エメラ・ントゥカ】です。
コイツについては、どう見ても合成の写真が存在していて、外耳の付いてるセントロサウルスの様な外見をしているんだそうです。まぁ、記事を書いている方がね｡｡｡恐竜は哺乳類だと主張しているんでね。。。

エメラ・ントゥカの方は、現地の言葉で「ゾウを殺すもの」という、滅茶苦茶強そうな意味だそうです。そう言えば、正体の説には、セントロサウルスの生き残り以外に、ケラトサウルスの生き残りやスミロドン等の剣歯虎の生き残りなんてのもあるそうで。
しかし、エメラ・ントゥカはマロンボと呼ばれる植物の実が好物と言われているので、やはり草食動物だと思われます。このマロンボの実というのは、モケーレ・ムベンベの好物とも言われていますので、エメラ・ントゥカ＝モケーレ・ムベンベとも言いますね。
んで、最近、モケーレ・ムベンベの再調査が行われ、サイが正体であろうという報道がありました。

総合すると、モケーレ・ムベンベ＝サイ＝エメラ・ントゥカ＝チペクウェで、つまり正体はサイだったんだよ！！

ロマンのかけらもねぇ。
しかし、フツーにサイを描いても絵的には何も面白くないんで、セントロサウルス亜科の生き残りっぽいもので行こうと思います。

最後に、最近記載された新種の角竜のイラストを。

上がマカイロケラトプス･クロヌシ( Machairoceratops cronusi )。
ユタ州のワーウィープ累層で発見された角竜で、ディアブロケラトプス･エアトニ( Diabloceratops eatoni )より少し新しい時代に生息していた様子。
フリルの角が前方に折れ曲がっているのが特徴です。
下のはスピクリペウス･シッポルム( Spiclypeus shipporum )。ジュディスリバー累層で発見された角竜で、フリルの縁のホーンが融合して前方にカールしているのが特徴。

さーて、頑張ってチペクウェ描くぞー(＾◇＾)