【恐竜の大移動】展感想 その1
- 2016/08/12
- 03:48
ちょっと仕事でのストレスが蓄積しているので、気晴らしがてら福井まで行ってきました。
【恐竜の大移動‐ティラノサウルス類と角竜の起源と進化‐】では、日本初公開となるティラノサウルス類や角竜が目白押しなので、行かなきゃヤバイとは思っていましたが、予想以上に素晴らしい標本が揃ってました。
"ワイ将、角竜フォルダが潤う"状態です。
最初は三畳紀の動物達から。
コエロフィシス( Coelophysis bauri )の組み立て骨格。他にも産状化石等、色々ありました。


フィトサウルス類のレドンダサウルス( Redondasaurus gregorii )。ワニに似ているがワニではないという事ですが、クルロタルシ類に含まれるらしいので、大きい意味ではワニの仲間みたいなモンですね。


フィトサウルス類とワニ類との最大の相違点は鼻の穴の位置だそうです。ワニ類では鼻の穴が口先にあるのに対し、フィトサウルス類では鼻の穴が目の前にあります。これを上手く展示する為に、レドンダサウルスの上には鏡が置いてありました。とても分かりやすい良い展示ですね。
三畳紀の動物として、他にはマカエロプロソプスというフィトサウルス類、アエトサウルス類のティポソラックス等が展示されていました。
続いてジュラ紀の恐竜達。
アロサウルスやステゴサウルス等が栄えたこの時代に、ティラノサウルス類と角竜が登場しました。
グアンロン( Guanlong wucaii )。ジュラ紀後期から発見されたティラノサウルス類。この恐竜の発見でプロケラトサウルスの系統的な位置が見直されプロケラトサウルス科が設立されました。ただ、ティラノサウルス類の系統としてはプロケラトサウルス科のメンバーよりもコエルルス類の方が基盤的なのだそうです。そうなるとティラノサウルス類の起源はもっと遡るんでしょうね。


ティラノサウルス類の宿命のライバル、角竜勢からはインロン( Yinlong downsi )が登場。こちらはジュラ紀後期オックスフォード期から発見されており、現状最古の角竜類だそうです。
こんな小さな化石が、よくもここまでキレイに残っていたもんだ、とため息が出そうになる保存状態。

この生き物が、後にあんな重武装のトリケラトプスの祖先とは…
【恐竜の大移動‐ティラノサウルス類と角竜の起源と進化‐】では、日本初公開となるティラノサウルス類や角竜が目白押しなので、行かなきゃヤバイとは思っていましたが、予想以上に素晴らしい標本が揃ってました。
"ワイ将、角竜フォルダが潤う"状態です。
最初は三畳紀の動物達から。
コエロフィシス( Coelophysis bauri )の組み立て骨格。他にも産状化石等、色々ありました。


フィトサウルス類のレドンダサウルス( Redondasaurus gregorii )。ワニに似ているがワニではないという事ですが、クルロタルシ類に含まれるらしいので、大きい意味ではワニの仲間みたいなモンですね。


フィトサウルス類とワニ類との最大の相違点は鼻の穴の位置だそうです。ワニ類では鼻の穴が口先にあるのに対し、フィトサウルス類では鼻の穴が目の前にあります。これを上手く展示する為に、レドンダサウルスの上には鏡が置いてありました。とても分かりやすい良い展示ですね。
三畳紀の動物として、他にはマカエロプロソプスというフィトサウルス類、アエトサウルス類のティポソラックス等が展示されていました。
続いてジュラ紀の恐竜達。
アロサウルスやステゴサウルス等が栄えたこの時代に、ティラノサウルス類と角竜が登場しました。
グアンロン( Guanlong wucaii )。ジュラ紀後期から発見されたティラノサウルス類。この恐竜の発見でプロケラトサウルスの系統的な位置が見直されプロケラトサウルス科が設立されました。ただ、ティラノサウルス類の系統としてはプロケラトサウルス科のメンバーよりもコエルルス類の方が基盤的なのだそうです。そうなるとティラノサウルス類の起源はもっと遡るんでしょうね。


ティラノサウルス類の宿命のライバル、角竜勢からはインロン( Yinlong downsi )が登場。こちらはジュラ紀後期オックスフォード期から発見されており、現状最古の角竜類だそうです。
こんな小さな化石が、よくもここまでキレイに残っていたもんだ、とため息が出そうになる保存状態。

この生き物が、後にあんな重武装のトリケラトプスの祖先とは…
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