『超肉食恐竜 T・rex EpisodeⅡ』感想 その1
- 2016/10/03
- 03:10
10月1日~11月27日まで、群馬県立自然史博物館で『超肉食恐竜 T・rex EpisodeⅡ』が開催されております。
ティラノサウルス科尽くしの展示会ですので、肉食恐竜が好きな方は必見ですよ!
さて、かく言うワタクシもティラノサウルス科の肉食恐竜が大好きなので早速行ってきました(^◇^)
まずはEpisodeⅠでも展示されていたタニコラグレウス( Tanycolagreus topwilsoni )。その時とは標本が変わっていました。

最近の研究で最も原始的なティラノサウルス上科とされるコエルルス類に含まれます。
ユウティラヌス( Yutyrannus huali )の生体復元モデルが追加されていました。大きい方が黒いのに対し、小さい方が茶色いのは、成長段階によって羽毛が生えかえった可能性を示唆しているそうです。

アレクトロサウルス( Alectrosaurus sp. )とされる下顎と足の化石。
ティラノサウルスの仲間とされますが謎の多いアレクトロサウルス。追加の標本が発見されるのが待ち遠しいですね。

前回は頭のみの展示から、全身骨格に格上げされたアリオラムス( Alioramus altai )。
最近の系統解析ではティラノサウルス科に戻ってきた様です。

EpisodeⅡの最大の目玉、アラスカで発見されたナヌークサウルス( Nanuqsaurus hoglundi )!!
「ホッキョクグマのトカゲ」という意味を持つこのティラノサウルス科の動物は、当時でさえ寒かったアラスカにも恐竜が常駐していた事を示す発見です。しかも、もっとも近縁なのがテラトフォネウス( Teratophoneus curriei )という事で、アジアのタルボサウルスやズケンティランヌスがララミディア大陸南部の吻部が短いティラノサウルス類の子孫である事をも示唆する重要な発見です。

案外に発見されている骨が少ないなぁ、と。
先日放送されたNHKスペシャル「完全解剖ティラノサウルス」でも紹介されていましたね。
意外と長くなってしまったので、後編に分けます。
ティラノサウルス科尽くしの展示会ですので、肉食恐竜が好きな方は必見ですよ!
さて、かく言うワタクシもティラノサウルス科の肉食恐竜が大好きなので早速行ってきました(^◇^)
まずはEpisodeⅠでも展示されていたタニコラグレウス( Tanycolagreus topwilsoni )。その時とは標本が変わっていました。

最近の研究で最も原始的なティラノサウルス上科とされるコエルルス類に含まれます。
ユウティラヌス( Yutyrannus huali )の生体復元モデルが追加されていました。大きい方が黒いのに対し、小さい方が茶色いのは、成長段階によって羽毛が生えかえった可能性を示唆しているそうです。

アレクトロサウルス( Alectrosaurus sp. )とされる下顎と足の化石。
ティラノサウルスの仲間とされますが謎の多いアレクトロサウルス。追加の標本が発見されるのが待ち遠しいですね。

前回は頭のみの展示から、全身骨格に格上げされたアリオラムス( Alioramus altai )。
最近の系統解析ではティラノサウルス科に戻ってきた様です。

EpisodeⅡの最大の目玉、アラスカで発見されたナヌークサウルス( Nanuqsaurus hoglundi )!!
「ホッキョクグマのトカゲ」という意味を持つこのティラノサウルス科の動物は、当時でさえ寒かったアラスカにも恐竜が常駐していた事を示す発見です。しかも、もっとも近縁なのがテラトフォネウス( Teratophoneus curriei )という事で、アジアのタルボサウルスやズケンティランヌスがララミディア大陸南部の吻部が短いティラノサウルス類の子孫である事をも示唆する重要な発見です。

案外に発見されている骨が少ないなぁ、と。
先日放送されたNHKスペシャル「完全解剖ティラノサウルス」でも紹介されていましたね。
意外と長くなってしまったので、後編に分けます。
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