ミモオラペルタ_Mymoorapelta
- 2017/01/18
- 23:24
昔描いた絵でお茶を濁すコーナー。
今回はミモオラペルタ( Mymoorapelta maysi )です。

アメリカのコロラド州西部のジュラ紀後期の地層から発見された鎧竜です。
モリソン累層のブラッシーベイスン準層から発見されたそうで、時期的にはキンメリッジ期~チトン期に生息していたとされます。
1994年にジェームズ・カークランド博士とケネス・カーペンター博士によって記載されました。
名前は発見者のミガット夫妻とムーア夫妻にちなみ、「ミガットとムーアの盾」といった意味だそうです。
全長は約2.7mと小型の鎧竜ですね。

日本では2004年の「驚異の大恐竜博」で展示された事があります。
ミモオラペルタは卵と一緒に発見されており、この化石になった個体はメスで卵を孕んでいたのではないかと推測されている様です。発見されている部位には骨盤が含まれますが、左右の腸骨に無数の傷が付いている事から、腹の中の卵を食べようと肉食恐竜達が腰回りを荒らしたのではないかとされます。
本種は最初、ポラカントゥス類と考えられましたが、その後、アンキロサウルス科と考えられました。最近の研究では基盤的なノドサウルス類とされているそうです。
参考文献:「恐竜学最前線9」学研、「驚異の大恐竜博 起源と進化~恐竜を科学する」図録
今回はミモオラペルタ( Mymoorapelta maysi )です。

アメリカのコロラド州西部のジュラ紀後期の地層から発見された鎧竜です。
モリソン累層のブラッシーベイスン準層から発見されたそうで、時期的にはキンメリッジ期~チトン期に生息していたとされます。
1994年にジェームズ・カークランド博士とケネス・カーペンター博士によって記載されました。
名前は発見者のミガット夫妻とムーア夫妻にちなみ、「ミガットとムーアの盾」といった意味だそうです。
全長は約2.7mと小型の鎧竜ですね。

日本では2004年の「驚異の大恐竜博」で展示された事があります。
ミモオラペルタは卵と一緒に発見されており、この化石になった個体はメスで卵を孕んでいたのではないかと推測されている様です。発見されている部位には骨盤が含まれますが、左右の腸骨に無数の傷が付いている事から、腹の中の卵を食べようと肉食恐竜達が腰回りを荒らしたのではないかとされます。
本種は最初、ポラカントゥス類と考えられましたが、その後、アンキロサウルス科と考えられました。最近の研究では基盤的なノドサウルス類とされているそうです。
参考文献:「恐竜学最前線9」学研、「驚異の大恐竜博 起源と進化~恐竜を科学する」図録
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