ギガ恐竜展(3)

さて、続き。
足跡化石がいくつも展示されているコーナーを回ると、卵化石のコーナーになります。
そこを通過すると…

今回の恐竜展の目玉の1つかと思いますが、「ベイビー・ルイ」ことベイベイロン（　Beibeilong sinensis　）。
福井県立恐竜博物館の特別展でも来てますよね。
結構フロアの端っこにしれっと置いてあってビビりました。


これは中国の甘粛省で発見されたというプロバクトロサウルスの一種（　Probactrosaurus sp.　）。
プラテオサウルスやユタラプトル、アニマンタルクス等の小型～中型の恐竜の真ん中にどーんと置いてありました。
始めて見る標本ですが、かなり綺麗です。
というか、私はプロバクトロサウルスが好きなのかもしれない。


今回、個人的に一番嬉しかったスコミムス（　Suchomimus tenerensis　）。
始めて見ましたが、かなりカッコいい！これぞスピノサウルス科といった風情を感じます。
スピノサウルス科としては、他にバリオニクスとイクチオヴェナトルがありました。
どれも好きな恐竜なんで、テンション上がります。



最後は、今回の主役、ティラノサウルスのWyrex。

えっ…？

これ…

スタンじゃないの？

スタンの尻尾、千切っただけ…に見えるけど、Wyrexの要素は組み込まれてるんですよね？




ウロコの痕跡が残った尾椎部分も展示されています。
順路の裏側にあって、見落としそうになっちまったぜ（汗
ブラキロフォサウルスのレオナルドと対比できる展示にした感じですか。


ウロコの1つ1つが本当に小さくて、5～6mmってとこでしょうか？写真だと、どこがウロコか分からないですよね？
こりゃ、よほど近付いて見ないとティラノサウルスがウロコに覆われていたかどうか、視認できなかったんじゃないかな？
つまり、生きたティラノの肌がどうなっているか確認するには、ヤツの間合いに入らなきゃならないッッッ!!!!

駆け足ですが、個人的に見た事なかった標本を軸に紹介しました。
他にも沢山の恐竜達が展示されていますので、是非行ってみて下さい。

ちなみに私が行った日は、隣の展示場で〝ディズニーオンアイス″がやってたんで、結構空いてました。