ティラノサウルス科_アリオラムス(1)
- 2014/12/20
- 21:56

左がアリオラムス・レモトゥス、右がアリオラムス・アルタイ。
アリオラムスは頭部が細長く鼻面に低い角を持つ細身のティラノサウルス類で、現在までに2種類が知られています。どちらもモンゴルで発見されていますが、近縁種は中国でも発見されています。キアンゾウサウルス( Qianzhousaurus sinensis チエンジョウサウルスとも)というのがそれで、通称ピノキオ・レックスと呼ばれています。
これらの顔が細長いティラノサウルス類は、北アメリカでは見つかっておらず、アジア特有の恐竜だったと考えられています。アリオラムスの2種及びキアンゾウサウルスは単系統とされ、アリオラムス族(Alioramini)とされます。
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