基盤的な竜脚類たち
- 2018/03/02
- 00:25
前回は竜脚形類の中でも竜脚類の段階以前の基盤的な種類を列挙したので、今回は真の竜脚類の中でも特に原始的な仲間をアップしていこうと思います。
まずはジンシャノサウルス( Jingshanosaurus sp. )。

ジンシャノサウルスは中国雲南省の禄豊県のジュラ紀前期から発見された恐竜です。写真の頭骨は発見当初は古竜脚類と考えられ、ルーフェンゴサウルスの一種( Lufengosaurus magnus )とされていたそうです。他にもジンシャノサウルスとされた個体がユンナノサウルスとされたり、長らくただのデカい古竜脚類とされてきましたが、最近の研究では最も原始的な竜脚類に属するとされています。
続いてアンテトニトルス( Antetonitrus ingenipes )。

南アフリカ共和国フリーステート州のエリオット層(後期三畳紀)から発見された最古級の竜脚類です。見つかっている部位は写真の通りあまり多くはありませんが、それでも三畳紀の竜脚類としては保存状態が良いものだそうです。背骨の形状や足首の形状等に竜脚類としての特徴があるそうです。化石から推定される体長は10m程とされますが、この個体はまだ亜成体で、大人になれば15m程になったのではないかと考えられています。
最後はクンミンゴサウルス( Kunmingosaurus wudingensis )。

クンミンゴサウルスも中国雲南省で発見された竜脚類です。1954年に採取され、1966年にルーフェンゴサウルス・マグヌスとされたと言います。ジンシャノサウルスといい、L.マグヌス好きッスね。その後、下顎の骨と歯の形状から古竜脚類ではなく竜脚類であるとされ、1985年にクンミンゴサウルスと命名されました。実際には現在も正式に記載されていないそうです。福井県立恐竜博物館に常設展示されていますね。後は詳しい事は良く分からないですね。
竜脚形類というと、つい最近まで獣脚類と合わせて竜盤類とされていましたが、新しい仮説では獣脚類とは姉妹群をなすというのが否定されてしまいましたね。まさか、こんな大前提みたいに扱われてた説が覆されるなんて、本当に驚きです。
まずはジンシャノサウルス( Jingshanosaurus sp. )。

ジンシャノサウルスは中国雲南省の禄豊県のジュラ紀前期から発見された恐竜です。写真の頭骨は発見当初は古竜脚類と考えられ、ルーフェンゴサウルスの一種( Lufengosaurus magnus )とされていたそうです。他にもジンシャノサウルスとされた個体がユンナノサウルスとされたり、長らくただのデカい古竜脚類とされてきましたが、最近の研究では最も原始的な竜脚類に属するとされています。
続いてアンテトニトルス( Antetonitrus ingenipes )。

南アフリカ共和国フリーステート州のエリオット層(後期三畳紀)から発見された最古級の竜脚類です。見つかっている部位は写真の通りあまり多くはありませんが、それでも三畳紀の竜脚類としては保存状態が良いものだそうです。背骨の形状や足首の形状等に竜脚類としての特徴があるそうです。化石から推定される体長は10m程とされますが、この個体はまだ亜成体で、大人になれば15m程になったのではないかと考えられています。
最後はクンミンゴサウルス( Kunmingosaurus wudingensis )。

クンミンゴサウルスも中国雲南省で発見された竜脚類です。1954年に採取され、1966年にルーフェンゴサウルス・マグヌスとされたと言います。ジンシャノサウルスといい、L.マグヌス好きッスね。その後、下顎の骨と歯の形状から古竜脚類ではなく竜脚類であるとされ、1985年にクンミンゴサウルスと命名されました。実際には現在も正式に記載されていないそうです。福井県立恐竜博物館に常設展示されていますね。後は詳しい事は良く分からないですね。
竜脚形類というと、つい最近まで獣脚類と合わせて竜盤類とされていましたが、新しい仮説では獣脚類とは姉妹群をなすというのが否定されてしまいましたね。まさか、こんな大前提みたいに扱われてた説が覆されるなんて、本当に驚きです。
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