獣脚類_鳥に進化した肉食恐竜たち 感想③
- 2018/07/17
- 21:31
前回から続いて、コエルロサウルス類の進化です。現生の鳥も、コエルロサウルス類の1系統って思うと、何だか不思議な気持ちになりますねー
↓ディロン_Dilong paradoxus

こんなに小さな動物が、やがて史上最大の捕食動物を生み出したのかと思うと、進化って不思議だなと思いますね。でも、既に体に対して頭が大きく、噛まれたら痛そうな雰囲気が出ています。
↓チエンジョウサウルス_Qianzhousaurus sinensis(キアンゾウサウルスとも)

個人的に今回の目玉。ピノキオ・レックスの愛称を持つ鼻面の長いティラノサウルス類です。
頭部は90cmに達し、全長は約9mと推定されており、おおよそゴルゴサウルスとかと同じ位のサイズですね。この恐竜の発見により、アリオラムスやチエンジョウサウルスの様な鼻面の長いティラノサウルス類がアジアで生態系の一部を占めていた事が判ったと言います。アリオラムスは亜成体の化石しか発見されておらず、完全に成長すると普通のティラノサウルス類の様に厚みのある頭部に変化する可能性も考えられていた為だそうです。
↓ラプトレックス_Raptorex kriegsteini

おそらくはタルボサウルスの子供。盗賊王という名前の響きはカッコいいんですけどね。
↓ティラノサウルス_Tyrannosaurus rex

何度見ても、これ程破壊力が偲ばれる恐竜もいないなぁ。ディロンみたいなちっこいのから、よくぞここまで練り上げたものです。
ここからはティラノサウルス類より派生的なコエルロサウルス類という事で、オルニトミモサウルス類とアルヴァレスサウルス類。
↓ガリミムス_Gallimimus sp.

ちょっと前まで、ガリミムス・〝モンゴリエンシス″と仮の名前で呼ばれていたこの恐竜。最近ではガリミムス属から分離させるという話もあるみたい。
↓シノオルニトミムス_Sinornithomimus dongi

集団で泥にでも嵌ってしまったのでしょうか。ダチョウ恐竜が群れで生活していた可能性を示唆する化石です。
↓ハプロケイルス_Haplocheirus sollers

大きなツメが1本しかない、異様に短い前脚で有名なアルヴァレスサウルス類の中で、最も基盤的な本種ですが、頭部がまるっきりヴェロキラプトルみたいなのがビックリです。前脚の構造がアルヴァレスサウルス類の祖先である事を示しているそうです。
↓モノニクス_Mononykus olecranus

こんなに小さなこの恐竜は、白亜紀においてどんな生態的地位にいたんでしょう。アリクイとか、そんな感じかな。
次回はマニラプトル類に入っていきます。
↓ディロン_Dilong paradoxus

こんなに小さな動物が、やがて史上最大の捕食動物を生み出したのかと思うと、進化って不思議だなと思いますね。でも、既に体に対して頭が大きく、噛まれたら痛そうな雰囲気が出ています。
↓チエンジョウサウルス_Qianzhousaurus sinensis(キアンゾウサウルスとも)

個人的に今回の目玉。ピノキオ・レックスの愛称を持つ鼻面の長いティラノサウルス類です。
頭部は90cmに達し、全長は約9mと推定されており、おおよそゴルゴサウルスとかと同じ位のサイズですね。この恐竜の発見により、アリオラムスやチエンジョウサウルスの様な鼻面の長いティラノサウルス類がアジアで生態系の一部を占めていた事が判ったと言います。アリオラムスは亜成体の化石しか発見されておらず、完全に成長すると普通のティラノサウルス類の様に厚みのある頭部に変化する可能性も考えられていた為だそうです。
↓ラプトレックス_Raptorex kriegsteini

おそらくはタルボサウルスの子供。盗賊王という名前の響きはカッコいいんですけどね。
↓ティラノサウルス_Tyrannosaurus rex

何度見ても、これ程破壊力が偲ばれる恐竜もいないなぁ。ディロンみたいなちっこいのから、よくぞここまで練り上げたものです。
ここからはティラノサウルス類より派生的なコエルロサウルス類という事で、オルニトミモサウルス類とアルヴァレスサウルス類。
↓ガリミムス_Gallimimus sp.

ちょっと前まで、ガリミムス・〝モンゴリエンシス″と仮の名前で呼ばれていたこの恐竜。最近ではガリミムス属から分離させるという話もあるみたい。
↓シノオルニトミムス_Sinornithomimus dongi

集団で泥にでも嵌ってしまったのでしょうか。ダチョウ恐竜が群れで生活していた可能性を示唆する化石です。
↓ハプロケイルス_Haplocheirus sollers

大きなツメが1本しかない、異様に短い前脚で有名なアルヴァレスサウルス類の中で、最も基盤的な本種ですが、頭部がまるっきりヴェロキラプトルみたいなのがビックリです。前脚の構造がアルヴァレスサウルス類の祖先である事を示しているそうです。
↓モノニクス_Mononykus olecranus

こんなに小さなこの恐竜は、白亜紀においてどんな生態的地位にいたんでしょう。アリクイとか、そんな感じかな。
次回はマニラプトル類に入っていきます。
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