獣脚類_鳥に進化した肉食恐竜たち 感想⑤
- 2018/07/20
- 21:15
【獣脚類 鳥に進化した肉食恐竜たち】展のレポート再開です。
もう、ほとんど鳥と区別がつかなくなってきた系統であるパラヴェス類の中でも鳥類と極めて近縁なドロマエオサウルス類。
↓ミクロラプトル_Microraptor gui

後ろ脚にも長い羽根が生えていた事が初めて分かった種ですね。最近だと、ミクロラプトル・グイは、M.ツァオイアヌスと同種ではないかとも言われています。ミクロラプトルは2つの標本が展示されていましたが、写真のは初めて見たヤツです。
↓ティアニュラプトル_Tianyuraptor ostromi

日本初公開のティアニュラプトル。ミクロラプトルに近縁とされますが、前脚が短いという特徴があるそうです。この点は南米などで見つかるウネンラギア亜科のメンバーと似ているそうです。ティアニュラプトルは非常に基盤的なドロマエオサウルス類だともいいますね。
↓ブイトレラプトル_Buitreraptor gonzalezorum

これも日本初公開だそうですので、モザイクかけてます。影でどんな頭部をしてるか想像してみて下さい(*'ω'*)
まぁ、凄く細長い顔をしているんですが、ウネンラギア亜科の仲間はこんな様な細長い顔をしていたみたいです。魚を食べていたという説もあります。
↓アウストロラプトル_Austroraptor cabazai

アルゼンチンで発見されたドロマエオサウルス類で、5~6mあったそうです。ユタラプトル、ダコラプトル、アキロバトル等に並ぶ最大級のドロマエオサウルス類です。ただ、ウネンラギア亜科らしく細長い頭部と前脚が短いという特徴から、ユタラプトルなどと比べると攻撃力は低そうですよね。
↓リンヘラプトル_Linheraptor exquisitus

相変わらず、ウットリする様な保存状態ですね~(*´ω`)
特に頭部の状態は感動します。ぱっと見、ヴェロキラプトルと区別できないんですけどね。
過去の記事でも書きましたが、第2前眼窩窓の位置が違うんですって。
↓ヴェロキラプトル_Velociraptor mongoliensis

現在公開中のジュラシックワールドでも大活躍のヴェロキラプトルですが、実際にはかなり小さい恐竜です。
隣に展示されているリンヘラプトルと比べて60%位しかないので、この頭骨は結構若い個体なんでしょうね。また、かなり上下に押し潰されているので、実際にはもっと上下の高さがあったんですよね。ヴェロキラプトルの頭骨は鼻面が少し下方向に反ってるのが特徴の1つだそうです。
次回は最も鳥類に近い非鳥類恐竜であるトロオドン類を紹介していきます。
もう、ほとんど鳥と区別がつかなくなってきた系統であるパラヴェス類の中でも鳥類と極めて近縁なドロマエオサウルス類。
↓ミクロラプトル_Microraptor gui

後ろ脚にも長い羽根が生えていた事が初めて分かった種ですね。最近だと、ミクロラプトル・グイは、M.ツァオイアヌスと同種ではないかとも言われています。ミクロラプトルは2つの標本が展示されていましたが、写真のは初めて見たヤツです。
↓ティアニュラプトル_Tianyuraptor ostromi

日本初公開のティアニュラプトル。ミクロラプトルに近縁とされますが、前脚が短いという特徴があるそうです。この点は南米などで見つかるウネンラギア亜科のメンバーと似ているそうです。ティアニュラプトルは非常に基盤的なドロマエオサウルス類だともいいますね。
↓ブイトレラプトル_Buitreraptor gonzalezorum

これも日本初公開だそうですので、モザイクかけてます。影でどんな頭部をしてるか想像してみて下さい(*'ω'*)
まぁ、凄く細長い顔をしているんですが、ウネンラギア亜科の仲間はこんな様な細長い顔をしていたみたいです。魚を食べていたという説もあります。
↓アウストロラプトル_Austroraptor cabazai

アルゼンチンで発見されたドロマエオサウルス類で、5~6mあったそうです。ユタラプトル、ダコラプトル、アキロバトル等に並ぶ最大級のドロマエオサウルス類です。ただ、ウネンラギア亜科らしく細長い頭部と前脚が短いという特徴から、ユタラプトルなどと比べると攻撃力は低そうですよね。
↓リンヘラプトル_Linheraptor exquisitus

相変わらず、ウットリする様な保存状態ですね~(*´ω`)
特に頭部の状態は感動します。ぱっと見、ヴェロキラプトルと区別できないんですけどね。
過去の記事でも書きましたが、第2前眼窩窓の位置が違うんですって。
↓ヴェロキラプトル_Velociraptor mongoliensis

現在公開中のジュラシックワールドでも大活躍のヴェロキラプトルですが、実際にはかなり小さい恐竜です。
隣に展示されているリンヘラプトルと比べて60%位しかないので、この頭骨は結構若い個体なんでしょうね。また、かなり上下に押し潰されているので、実際にはもっと上下の高さがあったんですよね。ヴェロキラプトルの頭骨は鼻面が少し下方向に反ってるのが特徴の1つだそうです。
次回は最も鳥類に近い非鳥類恐竜であるトロオドン類を紹介していきます。
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