和歌山でスピノサウルス類の歯が！

最近、非常に忙しく、気が付けば1か月以上のご無沙汰となっておりました。

さて、和歌山でスピノサウルス類の歯が発見されたというニュースがありました。
スピノサウルスはジュラシックパークⅢ以来、恐竜ファン以外の方にも認知されたのか、大分話題性が大きいようですね。

歯自体の発見は、既に群馬県で2件あり、こんかいの発見は国内で3例目との事ですが、時代的には最古であるとの事。
いやぁ、いつかは全身が復元できるような化石が見つかるんじゃないかと、期待させてくれますね！

てなワケで、今回は色々描いてみたスピノサウルス類をざっと紹介。

↓これは群馬で発見されたスピノサウルス類の歯。 神流町恐竜センターにて撮影したものです。
今、改修中ですが、リニューアルされたらまた行きたいですね～(*‘∀‘)

↓バリオニクス･ワルケリ_Baryonyx walkeri

イギリスで発見されたスピノサウルス類。ワニ顔の獣脚類の系統が存在する事を始めて示した記念碑的存在。あだ名は「ザ･クロー」

↓スピノサウルス･アエギプティアクス_Spinosaurus aegyptiacus

言わずと知れた最大の肉食恐竜。つまり、地上最大の捕食者ですね。セレノ･イブラヒム復元の妥当性はともかく、やはり話題性の高い恐竜ですね。

↓スコミムス･テネレンシス_Suchomimus tenerensis

ニジェールで発見されたスピノサウルス類。「ワニもどき」という意味です。一説にはバリオニクスと同じ属ではないかとも言いますが、バリオニクスよりも高い神経棘がある事が差異とされます。

↓イリタトル･チャレンゲリ_Irritator challengeri

アンガトゥラマ( Angaturama limai )と同じ動物ではないかと言います。ブラジル、アラリペ盆地から発見されたものです。チャレンゲリという種小名は、コナン･ドイル著の「失われた世界」のチャレンジャー博士から。

↓イクチオヴェナトル･ラオセンシス_Ichthyovenator laosensis

ラオスで発見されたスピノサウルス類で、最大の特徴は背中の帆が腰のちょっと前で一回低くなっている事です。噂では、スコミムスをモデルとして、この恐竜の全身骨格を作成する計画があるとか。メッチャ見たい!!

う～ん、日本からも全身が復元できるレベルのスピノサウルス類の化石が見つかる様に！
日本の神様だと、どの神様に祈ればいいんでしょうね？