恐竜展～科学が解き明かす恐竜のすがた～_感想2

恐竜展～科学が解き明かす恐竜のすがた～の後半戦です。

↓アロサウルス_Allosaurus fragilis

このキャストは良く見ますが、尻尾をこんな風に跳ね上げたポージングは初めて見ました。

↓コンカヴェナトル_Concavenator corcovatus

2014年に福井県立恐竜博物館で開催されたスペインの恐竜展以降、すっかりお馴染みになってきましたね。
カルカロドントサウルス類の復元骨格を見ると、アロサウルスよりも後の時代に生きていたのに、アロサウルスよりも原始的というか、足が小さいとか骨盤が小さいとか、後ろ足から腰回りが貧弱に見えるんだよなぁ。

↓ティラノサウルス_Tyrannosaurus rex のワイレックス_Wyrex

2017年のギガ恐竜展で日本初お目見えだったワイレックスです。当時は尻尾が食い千切られた様子が再現された状態でしたが、本展では尻尾が完全な状態。うむ、スタンにしか見えん。

↓フクイラプトル_Fukuiraptor kitadaniensis とフクイヴェナトル_Fukuivenator paradoxus

特別協力が福井県立恐竜博物館という事で、福井ーズも参戦。フクイラプトルは、いずれメガラプトル風に魔改造されるんでしょうね。

↓ネオヴェナトル_Neovenator salerii

2018年に福井県立恐竜博物館で開催された特別展で日本初公開になったばかりのネオヴェナトル。もう巡回しているとは、驚きましたね。この先、コンカヴェナトルの様に巡回展でレギュラー化していくかもしれませんね。

↓ステゴサウルス_Stegosaurus stenops

展示の順番は前後しますが、角竜ゾーンを抜けるとステゴサウルスの全身骨格。
ステゴサウルスの前には超有名な恐竜画家チャールズ･ナイト氏、マーク･ハレット氏、ジョン･ガーシュ氏の原画が展示されていました。写真撮影は禁止でしたが、眼福でした。

↓ナウマンゾウ_Palaeoloxodon naumanni

最後に常設展示されているナウマンゾウ。日本中から発見されるゾウですね。現在のアジアゾウと近縁だそうですが、やや小さいらしいです。

展示の規模は小さいですが、中々素晴らしい標本が揃ってましたね。
GWまで開催している様ですので、興味のある方は是非行かれてはいかがでしょうか。