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ゴルゴサウルスとダスプレトサウルス
ダスプレトサウルス・ゴルゴサウルスは今から約7800万~7000万年程前の白亜紀後期カンパニアン時代のカナダにいた全長9~10m程の大型肉食恐竜の1種で、アルバートサウルス(今から7200万年前~6700万年前のカナダ・アメリカに生息)の近縁種ゴルゴサウルスはギリシャ神話に登場する蛇の髪型をした魔女ゴルゴン3姉妹(特に有名な魔女はメデューサ)に因んで名づけられたのと同時に以前は7200万年前~6700万年前のアメリカ・カナダにいたアルバートサウルスと同一種と見なされた時代も有った事を知っています。
ダスプレトサウルスとティラノサウルス
ダスプレトサウルス・トロススダ・スプレトサウルス・ホルネリは白亜紀後期カンパニアン時代(トロスス種7800万年前~7650万年前・ホルネリ種7500万~7060万年前?)のカナダにいた全長9~10m、体重4~5tに達するティラノサウルス・レックス(7000万年前のアメリカ・カナダに生息・全長12~15m・体重4~6t)に近い大型肉食恐竜で顎の筋肉が強力な関係で主にセントロサウルス・ペンタケラトプス・スティラコサウルス・カスモサウルス等の角竜を捕食していた事を知っているのと同時に現在のブチハイエナ(アフリカに生息・強い顎で主に生きたガゼル等を集団で仕留める)・虎(インド・ロシア・東南アジアに生息)によく似ていると思いました。ダスプレトサウルス・トロスス・ホルネリは700万~500万年後の7060万年程前に出現するティラノサウルス・レックスに血が近い関係・よく似ている関係で今でも、トリケラトプスとトロサウルス・ディプロドクスとセイスモサウルスと同じ同一恐竜との意見も有って、正式に論争が終わっていないように感じました。また、恐竜学者・地質学者を務める大学教授・大学院教授・博物館学芸員の中にはA.現ダスプレトサウルス・トロスス→ティラノサウルス初期型・前期型(1型)・現ダスプレトサウルス・ホルネリ→ティラノサウルス中期型(2型)→カンパニアンのアメリカ・カナダの地層から将来出土される可能性が高いティラノサウルスと同じ名前の全長10m以上級の新種大型肉食恐竜(ティラノサウルスのみ同じ・学名違い(レックス種とは別種)→ティラノサウルス後期型(3型)→有名なティラノサウルス・レックス(7000万年前に生息)→ティラノサウルス最終型(4型)の考えを持つ方やB.ダスプレトサウルス・トロスス・ホルネリ→ティラノサウルスと同一種という関係でティラノサウルスに統合して、ティラノサウルス・トロスス・ホルネリに登録名変更したいと考えている方も一部、いると思いました。
No title
ティラノサウルスとダスプレトサウルスの違いは大きさ(前者 12~15m・後者 9~10m)と生息年代(前者 7000万年前・後者 7800万年前~7500万年前)のみでそれ以外は殆ど同じ所が多いと思ったのと同時にダスプレトサウルスは知名度が低いマイナー種に対し、ティラノサウルスは知名度が高くて有名な関係で、ティラノサウルスに統一して、登録名をティラノサウルスに変更したいという学者さんも少数の関係で出てきやすいと思いました。
Re: No title
> moriyuhさん
いつもコメントありがとうございます(*‘∀‘)
ダスプレトサウルスがティラノサウルス属にあたるか、結構昔から提唱されている割にいつまでも結論が出ませんね。
私は個人的には生息年代が思っているより離れている事、ダスプレトサウルスの方が前脚が長い事等から、ティラノサウルス属ではないと思っています。
また、ダスプレトサウルスにはD.トロスス、D.ホルネリが知られていますが、もう1種増えるかもしれません。
フィールド博物館所蔵のFMNH PR308に代表されるダイナソーパーク層のダスプレトサウルスですね。FMNH PR308のレプリカ(頭骨のみ)は日本でもしばしば展示されますが、この標本は元々ゴルゴサウルス(当時はアルバートサウルスと考えられた)と同定された標本だった為、欠けていた部分がゴルゴっぽく復元されており、ダスプレトサウルスとやや違った印象を受けます。
カナダのフィル・カリー博士はD.トロススがより古いオールドマン層から発見される事から、ダイナソーパーク層のダスプレトサウルスは別種とするのが妥当と考えている様です。
あくまで私の印象でしかありませんが、タルボサウルスやズケンティランヌスと比べると、ダスプレトサウルスはティラノサウルスにそれ程似ている印象は受けません。タルボやズケンをティラノサウルス属とするならトラ、ライオン、ヒョウの違いとして割と受け入れられるんですが、ダスプレトサウルスは何と言うか、ピューマとか位に離れている様な気がします。
いつもコメントありがとうございます(*‘∀‘)
ダスプレトサウルスがティラノサウルス属にあたるか、結構昔から提唱されている割にいつまでも結論が出ませんね。
私は個人的には生息年代が思っているより離れている事、ダスプレトサウルスの方が前脚が長い事等から、ティラノサウルス属ではないと思っています。
また、ダスプレトサウルスにはD.トロスス、D.ホルネリが知られていますが、もう1種増えるかもしれません。
フィールド博物館所蔵のFMNH PR308に代表されるダイナソーパーク層のダスプレトサウルスですね。FMNH PR308のレプリカ(頭骨のみ)は日本でもしばしば展示されますが、この標本は元々ゴルゴサウルス(当時はアルバートサウルスと考えられた)と同定された標本だった為、欠けていた部分がゴルゴっぽく復元されており、ダスプレトサウルスとやや違った印象を受けます。
カナダのフィル・カリー博士はD.トロススがより古いオールドマン層から発見される事から、ダイナソーパーク層のダスプレトサウルスは別種とするのが妥当と考えている様です。
あくまで私の印象でしかありませんが、タルボサウルスやズケンティランヌスと比べると、ダスプレトサウルスはティラノサウルスにそれ程似ている印象は受けません。タルボやズケンをティラノサウルス属とするならトラ、ライオン、ヒョウの違いとして割と受け入れられるんですが、ダスプレトサウルスは何と言うか、ピューマとか位に離れている様な気がします。