恐竜の脳力_感想2
- 2019/08/21
- 00:12
『恐竜の脳力』展、続き行ってみよう!
↓ランベオサウルス_Lambeosaurus あるいはコリトサウルス_Corythosaurus の幼体

その昔、プロケネオサウルスとして命名されたものの、後に大人ではなく子供の化石である事が判明した為、現在ではランベオサウルスか、あるいはコリトサウルスの子供だろうとされているんだそうです。
↓シリントーナ・コーラテンシス_Sirindhorna khoratensis

タイで見つかったイグアノドンの仲間。先述のハドロサウルス類と比べてイグアノドン類の方が大脳の発達は弱いらしいです。
つまり、ハドロサウルス類の方がより複雑な行動を取った可能性があったということの様です。
また、同じハドロサウルス類の中でもランベオサウルス亜科の方がサウロロフス亜科(トサカ無い連中)よりも大脳が発達してるんだそうです。勝手な妄想にすぎませんが、ランベオサウルス亜科の仲間はトサカを使って音でコミュニケーションをとっていたという説もあるので、それに関連して脳が発達したのなら面白いですね。
続いては角竜の仲間。
↓トリケラトプス・ホリドゥス_Triceratops horridus

↓トロサウルス・ラトゥス_Torosaurus latus

↓パキリノサウルス・ペロトルム_Pachyrhinosaurus perotorum

悲しい事に角竜の脳ミソはとても小さく、本能的な行動をとることが多かったと考えられるそうです。一昔前の復元画を見ると、トリケラトプスが円陣を組んでティラノサウルスから子供を守る様な行動をとったのではないか、というものがありますが、実際には難しそうです。あと、三半規管から頭を素早く動かすのは苦手と推測されるそうです。って事は、良く映画や恐竜ドキュメンタリーなんかで見るシーン、つまりティラノにフリルを噛まれて頭を激しく振って振り払う様な事はあまりやらなかった可能性が高いってことですよね?悲しい。。。
今回の特別展では、トリケラトプスとトロサウルスが並べて展示されています。一時期、『トロサウルスは成熟したトリケラトプスにすぎない』というホーナー博士の説が流れて、トロサウルスの名前が抹消されるのでは?と騒がれましたが、最近ではほぼ否定されている様です。それは老齢のトリケラトプスのフリルに穴があいていない、逆に子供とされるトロサウルスにはフリルに穴があるといった化石が見つかっている事や、鱗状骨の畝の有無など色々と違いがある事が判ってきたからみたいです。展示されているトロサウルスの頭骨も、隣のトリケラトプスとほぼ同じ位のサイズですが、角の長さとか、フリルの感じとか、素人目に見ても結構違って見えましたね。あと、イラストは中トロを意識して塗りました(笑
パキリノサウルス・ペロトルムは日本初公開です。2012年に記載された新しい種です。パキリノサウルス属では、カナデンシス種,ラクスタイ種,ペロトルム種の3種が知られていますが、ペロトルム種は最後期まで生息していた種だといいます。つまり、セントロサウルス亜科の中でも最後まで生存していた種といっていいと思います。ウォーキングウィズダイナソーの映画版で登場したパキリノサウルスはペロトルム種だったような気が。。。
ペロトルム種は鼻の上のコブと目の上のコブがくっついていて、かつ目と目の間あたりに盛り上がったドーム状のコブがあるのが特徴だそうです。
次回は獣脚類と鳥です。続く。
↓ランベオサウルス_Lambeosaurus あるいはコリトサウルス_Corythosaurus の幼体

その昔、プロケネオサウルスとして命名されたものの、後に大人ではなく子供の化石である事が判明した為、現在ではランベオサウルスか、あるいはコリトサウルスの子供だろうとされているんだそうです。
↓シリントーナ・コーラテンシス_Sirindhorna khoratensis

タイで見つかったイグアノドンの仲間。先述のハドロサウルス類と比べてイグアノドン類の方が大脳の発達は弱いらしいです。
つまり、ハドロサウルス類の方がより複雑な行動を取った可能性があったということの様です。
また、同じハドロサウルス類の中でもランベオサウルス亜科の方がサウロロフス亜科(トサカ無い連中)よりも大脳が発達してるんだそうです。勝手な妄想にすぎませんが、ランベオサウルス亜科の仲間はトサカを使って音でコミュニケーションをとっていたという説もあるので、それに関連して脳が発達したのなら面白いですね。
続いては角竜の仲間。
↓トリケラトプス・ホリドゥス_Triceratops horridus

↓トロサウルス・ラトゥス_Torosaurus latus

↓パキリノサウルス・ペロトルム_Pachyrhinosaurus perotorum

悲しい事に角竜の脳ミソはとても小さく、本能的な行動をとることが多かったと考えられるそうです。一昔前の復元画を見ると、トリケラトプスが円陣を組んでティラノサウルスから子供を守る様な行動をとったのではないか、というものがありますが、実際には難しそうです。あと、三半規管から頭を素早く動かすのは苦手と推測されるそうです。って事は、良く映画や恐竜ドキュメンタリーなんかで見るシーン、つまりティラノにフリルを噛まれて頭を激しく振って振り払う様な事はあまりやらなかった可能性が高いってことですよね?悲しい。。。
今回の特別展では、トリケラトプスとトロサウルスが並べて展示されています。一時期、『トロサウルスは成熟したトリケラトプスにすぎない』というホーナー博士の説が流れて、トロサウルスの名前が抹消されるのでは?と騒がれましたが、最近ではほぼ否定されている様です。それは老齢のトリケラトプスのフリルに穴があいていない、逆に子供とされるトロサウルスにはフリルに穴があるといった化石が見つかっている事や、鱗状骨の畝の有無など色々と違いがある事が判ってきたからみたいです。展示されているトロサウルスの頭骨も、隣のトリケラトプスとほぼ同じ位のサイズですが、角の長さとか、フリルの感じとか、素人目に見ても結構違って見えましたね。あと、イラストは中トロを意識して塗りました(笑
パキリノサウルス・ペロトルムは日本初公開です。2012年に記載された新しい種です。パキリノサウルス属では、カナデンシス種,ラクスタイ種,ペロトルム種の3種が知られていますが、ペロトルム種は最後期まで生息していた種だといいます。つまり、セントロサウルス亜科の中でも最後まで生存していた種といっていいと思います。ウォーキングウィズダイナソーの映画版で登場したパキリノサウルスはペロトルム種だったような気が。。。
ペロトルム種は鼻の上のコブと目の上のコブがくっついていて、かつ目と目の間あたりに盛り上がったドーム状のコブがあるのが特徴だそうです。
次回は獣脚類と鳥です。続く。
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