UMA

恐竜が好きな方には、UMAにも興味があるという人も多いのではないかと思います。
私も御多分に漏れず、UMAが大好きです。

ほとんど人に話した事がないんですけど、実はツチノコ（らしきモノ）を見た事があります。

もう四半世紀ほど前になりますが、私が小3か4の頃だったと思います。

外で遊んで家に帰ってきた時、いつも自転車を止めていた場所にイラストの下側に描いた様な蛇がいました。
（上側のは一般的なツチノコのイメージです。それと比べると細いですね。）



サイズは15～20cm程度でしたので、子供の蛇だと思いました。
でも、同サイズのアオダイショウやヤマカガシと比べて明らかに太い。間違いなく3倍はあります。
最初は餌を飲み込んだ蛇だと思ったんですけど、横にも縦にも蛇行せず、まっすぐ進んでいるではないですか！！

小3にしては生き物の知識があった方だと思うんですが、少なくとも蛇に擬態したチョウやガの幼虫ではないと判断しました。
じゃあ、大きいナメクジ？いやいや、背中はテカテカした質感じゃないし、這った後は濡れてないし。つか、ナメクジはこんなにでかくねー!!

頭の中はもう「これ、ツチノコじゃね？」という思いでいっぱいです。
「捕まえたら、何百万！？やっべー、早く捕まえなきゃ！！」そう思うんですが、小1の時に蛇に噛まれた事がトラウマになっていた私は手が出せません。
しかも、ツチノコには毒があるという説もありますので尚更です。

だんだんと、「コイツ、本当にツチノコなのか？少なくとも見た事があるアオダイショウ、ヤマカガシ、シマヘビとは色と太さが明らかに違うけど、もしかしたらジムグリやマムシの子供なのかもしれない。マムシだったら素手で触るのはヤバいよなー・・・」という思考に変化していきました。
そうこうする内に、家の床下に入って行ってしまい、その後は2度と見る事はありませんでした。

長じてマムシやジムグリの幼体を見る機会がありましたが、全然似ていませんでした。
なので、個人的にはアレはツチノコだったと思いたいんですけど、その頃、ツチノコの本を読んで感化されていた事を思うと、夢かなんかを現実だと思い込んでしまったのかもしれません。
実際、日本中で目撃証言があるにも関わらず（古事記に書かれているとか、ツチノコを象った土器があるとかいいますので、それこそ1000年以上も前から目撃されているにも関わらず！）、未だに捕獲が無い事を考えると、やはり見間違いや勘違い、あるいは既知の蛇の変異体と考えるのが妥当でしょうか。
ちょっとロマンはないですが、恐らくはヤマカガシの変異体やジャンプするマムシ、その他テンやイタチ等の哺乳類の誤認が混ざり合って形成されたイメージではないかと思っています。