アロサウルス上科について(5)_アロサウルス科_アロサウルス_2
- 2015/06/01
- 00:06
アロサウルス属の種の紹介、最初はコイツだ!!(←刃牙風に
◆アロサウルス・フラジリス(Allosaurus fragilis)

1877年に記載された模式種で、全長約7.4m、体重は1~2tと推定されます。ジュラ紀後期オックスフォード期~キンメリッジ期(1億6120万年前~1億55570万年前)頃に生息していたとされます。別途解説するA.アトロクスや、A.マキシムス(サウロファガナクス)、A.アンプレクサス(エパンテリアス)等よりも古い時代に生きていたとも言いますが、先述の種が結構怪しいので、よく分かりません。
ユタ、ワイオミング、コロラド、モンタナ等、広範囲に生息していた様です。典型的な肉食恐竜であまり特殊化が進んでいないとされますが、どっちかというとアロサウルスをスタンダードに他の獣脚類を見ているからそう思うんじゃないか?と思います。
目の前のトサカの様な涙骨突起、下に張り出した頬骨、たくましく柔軟な首、良く発達した前脚等が特徴です。フラジリス種の頭部は前後に短く丸みを帯び、目の上の突起が大きく発達している形状が典型的と思われますが、ブリガム・ヤング大学のデビッド・K・スミス博士の研究では、A.フラジリスは個体変異が大きく、前後に長い頭部を持つもの、目の上の突起があまり目立たないもの等も存在した様です。
因みに、日本で初めて展示された恐竜の化石はアロサウルス・フラジリスで、これはアメリカでホテル経営などで財を成した日本人の小川勇吉さんという方が、日本の子供たちにも恐竜を見せてあげたいと恐竜発掘に資金を提供し、その見返りとして受け取った化石を1962年に国立科学博物館に寄贈したものだそうです。
「日本よ、これが恐竜だ」とばかりに堂々としていたこのアロサウルスも、現在では常設展示されていませんが、日本全国に貸し出されて特別展などで展示される事があります。
◆アロサウルス・フラジリス(Allosaurus fragilis)

1877年に記載された模式種で、全長約7.4m、体重は1~2tと推定されます。ジュラ紀後期オックスフォード期~キンメリッジ期(1億6120万年前~1億55570万年前)頃に生息していたとされます。別途解説するA.アトロクスや、A.マキシムス(サウロファガナクス)、A.アンプレクサス(エパンテリアス)等よりも古い時代に生きていたとも言いますが、先述の種が結構怪しいので、よく分かりません。
ユタ、ワイオミング、コロラド、モンタナ等、広範囲に生息していた様です。典型的な肉食恐竜であまり特殊化が進んでいないとされますが、どっちかというとアロサウルスをスタンダードに他の獣脚類を見ているからそう思うんじゃないか?と思います。
目の前のトサカの様な涙骨突起、下に張り出した頬骨、たくましく柔軟な首、良く発達した前脚等が特徴です。フラジリス種の頭部は前後に短く丸みを帯び、目の上の突起が大きく発達している形状が典型的と思われますが、ブリガム・ヤング大学のデビッド・K・スミス博士の研究では、A.フラジリスは個体変異が大きく、前後に長い頭部を持つもの、目の上の突起があまり目立たないもの等も存在した様です。
因みに、日本で初めて展示された恐竜の化石はアロサウルス・フラジリスで、これはアメリカでホテル経営などで財を成した日本人の小川勇吉さんという方が、日本の子供たちにも恐竜を見せてあげたいと恐竜発掘に資金を提供し、その見返りとして受け取った化石を1962年に国立科学博物館に寄贈したものだそうです。
「日本よ、これが恐竜だ」とばかりに堂々としていたこのアロサウルスも、現在では常設展示されていませんが、日本全国に貸し出されて特別展などで展示される事があります。
スポンサーサイト